2014年12月25日木曜日

メリクリ。そして年明け短編載ります。

大変ご無沙汰しております。

以前「SILENCER」でお世話になったビッグコミック・スペリオール、来年1月9日発売号に読み切り載ります。

タイトルは「ハチとロシアン・ルーレット」

予告ではかなりおどろおどろしい感じで凄みを利かせていただいてますが、「正月早々ゴメンナサイ」という感じの内容デス・・・(‘A`)

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よろしければお手に取ってみてやって下さいませ。

 

頭空っぽにして読んでいただいて、鼻で笑ってやって下さればシアワセでございます。

 

あともう一つ。

来年春より某青年誌にて連載始まります。

詳細はまた近くなったときにでもこちらで告知させていただきます。 

 

これが今年最後の更新になります。

と言うわけで皆様、メリークリスマス!

良いお年をお迎え下さい。

そして、来年もよろしくお願い致しますm(__)m

 

ながて

2014年11月6日木曜日

トキ外伝イタリア版に向けて

大変ご無沙汰しておりますm(__)m

あんまり長い間ブログを放っとくのもなんなので、せっかくなのでここいらで一発。

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イタリアの北斗ファンサイトを運営されている方より、「トキ外伝最終巻発売記念にどう?」と言われたので描いてみました。

ちなみに年明けから色々忙しくなりそうです。

今読み切り描いておりますが、それもふくめ、来月にはちゃんとしたお仕事関係の情報が出せると思います。

それではひとまずここいらで。

2014年9月2日火曜日

お手伝いして参りました(´∀`)

先日発売の月刊ヒーローズ「天威無法」を描かれている武村勇治先生の所にお邪魔してきました。

つまりアシスタントとして(´∀`)

 

事の発端はとある漫画家飲み会の席での話。

私「もし宜しかったらアシスタントとして使ってみていただけません〜?」

武村先生「いいよ〜〜♪」

てな感じで、絵柄のごとく豪快な武村先生の胸をお借り致しました。

 

元々今は無き週刊コミックバンチで武村先生は「義風堂々」私は「トキ外伝」「蝶獣戯譚」で一緒に連載していた時期もあります。

そして「天威無法」も、武蔵坊弁慶が主人公の漢らしさ全快の豪快な歴史漫画!

その中の何コマか背景とモブを描かせていただきました(´∀`)

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いや〜〜、やっぱり仕事場の雰囲気って人柄が出るんだなあと。

武村先生のお人柄そのままに、とても素晴らしいお仕事場でした。

アシスタントさん達も良い人が多かったですし(´∀`)

奥様の手料理も大変美味しくて、栄養面でも充実してましたし。

長丁場ですからこういう所は大事です。

こういう所、とても勉強させていただきました。

もちろん、仕事で行っているわけですから勉強させてもらうためだけに行くのは失礼ですし、ちゃんとお手伝いをしなければ、と言う前提ですが。

一応ちゃんと印刷されていてホッと致しましたが・・・

しかしもっともっと、お力になれると思っていたのが思わぬ所で苦戦したり、付けペンで描くのが久しぶりで慣れるまで時間かかったりと、せっかくお呼び下さった武村先生のお力にちゃんとなれていたのかどうかとか。

却ってご迷惑おかけしちゃったかもしれないと、申し訳ない気持ちで一杯になったりと・・・

こういう刺激はたまには必要かもしれませんね。

改めまして、武村先生に感謝致します。

 

しかし、私たち漫画家はアシスタントさん達に支えられているんだなあと言うことをしみじみ思ったり。

頭ではわかっているつもりでしたが、実際にアシさんの立場としてはいるとまた違うもんですね。

 

実は私、今までほぼアシスタントに入ったことありません。

一度だけ、大学四年の頃に4〜5ヶ月程度、その頃新人の作家さんの初連載のお手伝いでちょこっとだけです。

ですので、プロの現場というのは自分の仕事場以外知らなかったわけです。

それが今までの私のちょっとした引け目にもなっておりました。

なかにはアシスタントの経験が全くない先生もいるにはいますが、大体の作家さんはどちらかで修行されていたりします。

そこで、将来自分が作家の立場になったときにアシスタントさんをどう動かすか、そういったことを学んだりもします。

そういう経験はやっぱりあった方が良いし、アシさんの立場や気持ちというものも知っておいた方がいいなと今更ながら思い至ったわけです。

 

しかし、実際自分がアシさん達に指示してきたこととか、逆の立場になってみたらわかりますが、なかなかな無理難題押しつけてましたね〜(笑)

あと、若い頃には細かい仕事とか問題なく出来ていたのが、やはり目が悪くなっているんでしょう、ちょっと苦戦致しました。

 

あと仕上げとか、トーンはったり削ったり、コピーはったり。

こういうことをアシさん達はやってくれていたわけです。

今までアシさん任せだったことも自分でやってみるとありがたみがわかります。

もっとも、だからといって今後も自分のやり方は恐らく変わることはないと思いますが、それでも相手の立場になってみるというのは大事な気がします。

気持ちの持ち方ひとつで雰囲気も違ってくるでしょうしね。

 

などと、色々思った次第です。

 

というわけで

今月のヒーローズ、是非ご覧あれ!

 

2014年4月29日火曜日

SILENCER4巻発売!

SILENCER最終巻、とうとう明日発売です。

今回、恐れ多いことに「こち亀」の秋本治先生に帯コメ頂きました。

蝶獣IIでの池上遼一先生の帯コメに続き、実に恐れ多いことです。

これを励みに今後も頑張って描いていく所存です。

振り返るとこのSILENCERという連載、なんだかんだと怒濤のように始まり怒濤のように幕を閉じました。
始めたときはコミック乱で「蝶獣戯譚II」という月刊連載と平行でやっていたのでそれこそ週刊ペースで描いていたわけですが、大変ではありましたが実に充実していたと思います。

お話を頂いたのは2011年秋口くらいの頃。
丁度史村翔先生こと武論尊先生の原作ものの話があるけど描かないか、とスペリオールの担当さんから連絡がありました。

原作を読んでみて「これは是非描きたい」と思わせるのはさすがの武論尊先生です。

元々武論尊先生のお名前は私が小学生の頃から「北斗の拳」で知っていたわけですから、そんな巨匠と組ませていただける機械を与えて下さったスペリオールの編集部には大変感謝しております。

ただ、せっかく組ませていただいたのに、結果を出すことが出来ず、打ち切りという形で終わらせてしまったことは痛恨の極みではあります。

特にSILENCERのキャラクター達を動かすのが毎回楽しくて、こいつらを本当に愛してた自分を再確認した次第です。

皆様とはまた別の形でお会いすることになると思いますが、今回はとりあえずこれで〆です。

今回の連載の機会を与えて下さったスペリオール編集部、担当のTさん、そして何より、応援して下さった読者の皆様に心よりの感謝を申し上げます。

桂木静の最後の活躍、是非ご覧あれ!



"SILENCERサイレンサー 4 (ビッグコミックス)" (史村 翔)